1930年代後半 オノト マグナ 1873 Nr.1
2023/09/22
category - 万年筆
筆記しているとニブがパチパチと音がしたり紙面に引っ掛かるから直して欲しいとの ご依頼です。
他のオノトは修理や調整でなく、ニブだけを差し替えて欲しいとの事です。
首軸を外すと内部に折れたエボピン、、、
ピンセットでプランジャー ヘッドを摘まむと抜けた、、、
仕方ないので尻軸のエボピンを抜いてロッドを引き抜きます。
完全にポッキリと破断しておりました。
破断しているエボピンを引き抜く...。
お椀型のパッキンは全く問題なかったので そのまま組み込みます。
エボピンは緩いかな?と思いましたが程よい固さでしたのでOK!
コルクが少し痩せており ご依頼主さまと協議の結果Oリング化の作業を進めます。
コルクをスケーラーで掻き出します。
胴軸の内部も含めて洗浄を行ないます。意外とインクが こびり付いているんです。
続いてOリングとスペーサーを挿入です。
To be continued.
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