オノト 万年筆 5601 オーバーホール part 3
2022/07/17
category - 万年筆
この記事は前記事と同じモデルなので、備忘録?としてザックリと画像だけ。
このプランジャーがパッキンの反転防止ワッシャー不要のタイプです。パッキンを全体的に押さえる形状なのが理解出来ると思います。
こちらの尻軸のエボナイトのピンを抜こうとすると『ギギギッ!』とスゴイ音を立てるので強制的にエボピンをドリルで撤去です。尻軸のスペアも持ち合わせていますがワザワザ壊れる方法を選ぶ理由は有りません。
こちらの5601のペン芯はスキマが大きいので真鍮シムを、ブチ込み気液交換作用が上手く働くように調整です。
ニブも段差が有るだけで素直に正常に出来たので割愛です。余り技術をオープンに...。
いやいや、独り言です(^^;;
試筆も問題無し。実際にはエボナイトのペン芯ってメンテナンス後はインクを通さないクセが出る事が有りますが書き捲ると収まります。どうしてもダメな場合にはワセリンを高温にしてインクが通るところになぞります。
ポリエチレングリコール#400/マクロゴール#400が通用するのはプラスチックのペン芯だけです。偶に上手く流れる事は有ります。
たにけん様ご依頼のオノトのオーバーホールは終了です⸜(*ˊᵕˋ*)⸝
たにけん様、ありがとうございました。
ホシイモノガ=アリス・ギル
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