オノト 万年筆 BCHR オーバーホールと修理
2021/04/16
category - 万年筆
待ちに待ったオノトBCHRが到着です。
しかもオリジナルのケース付き!
大きさや長さのデータはシェブロンと全く同じです。Black Chevron Hard Rubber なのですが(;^_^A
オーバーホールが必要ですとは記載されていましたが、ロッドが折れてるし割れてます。このタイプのロッドは使い切ってしまったので次回追加で注文です(^^;;
アメリカ人は信用ならない...。
尾栓のエボナイトのピンは時計のバンド外しを使ったら『ギギギッ』とスゴイ音です。尾栓が割れたら目も当てられないのでピンバイスに1.17mmのドリルを咥えて穴あけです。
首軸が全く緩まないので壊さない為にも力を分散させる為にゴム板を首軸と胴軸を挟み、力いっぱいに回します。シェブロンも緩まない事が多いですね。
前オーナーはロッドも無理矢理、回そうとした様でポッキリ折れていますので回して抜こうとしましたが無理でしたのでピンバイスで穴開けして最後に左ネジのタップでキレイに整え、その間にアスコルビン酸の水溶液に綿棒を濡らして中身をお掃除。
クリンクリン。クリーン‼️お出掛けですかぁ‼️すいません(^^;;
老朽化したコルクと固まったインク滓をケガキ針で取り除きます。
細かいインク滓は、けがき針と歯科医用の...。新品だから大丈夫👌
Oリング化も施しスペーサーとしてエバーグリーンのプラ棒(3.6mm×4.8mm)を入れ、新品のパッキンとお椀型の平ワッシャーを組み込みペン先は調整して完璧‼️
エボナイトの変色は『ピカール』のコンパウンドでキレイになります。仕上げに塗装用コンパウンドを使い最終仕上げは『つやふきん』です。
F字なのにヌラヌラの筆記感が最高っす‼️
- 関連記事
-
- オノト 万年筆 シェブロン コルク Oリング化のご依頼 (2021/08/10)
- オノトのインク購入 そして ペン鳴りは収まるのか? (2021/04/17)
- オノト 万年筆 BCHR オーバーホールと修理 (2021/04/16)
- オノト万年筆 ロッド データ (2021/04/08)
- エボナイト処理 オノト万年筆で試しました。 (2021/04/06)
コメント