2023/08/27
category - 万年筆
ニブとペン芯を首軸に入れてヒートガンで温めペン芯がニブに付く様に調整を追い込んで行きます。調整が終わったら、両ベロ・タイプの欠点であるインクが脈打つように不安定になるのを防ぐ為の空気塞ぎの対策で真鍮シムをカットして隙間を埋めます。真鍮シムをペン芯に抱き合わせながら一緒に奥まで挿入です。次にキャップや胴軸、尻軸、首軸のエボナイトの黒色戻しです。或るモノを振り掛け、次に熱湯3分。完全では有りませんがエ...
2023/08/27
category - 万年筆
ヤフオクで落札したオノトが到着、早速 全部脱がしてスッポンポンにします。当たり前では有りますが想定通りでパッキンもコルクもボロボロでした。雑巾のように木っ端みじんです、、、ただ両ベロのペン芯は左右に対しては余り歪んでいなかったです。プランジャーヘッド部のパッキンを新品のと交換をして固定用のエボナイトのピンをブチ込みます。次のメンテナンスが しやすい様に僅かに長めにカットします。次に尻軸部をコルクから...
2023/08/03
category - 万年筆
今回も転売目的の落札です。今の万年筆のオーバーホールって つまんない(^^;;で、出品者さんは筆記可能との事でしたがウソでは無いけど速記するとフローが悪くインクが追い付きませんでした。早速、全分解でスッポンポンの全裸にします。首軸やペン芯をキチンと洗浄します。スリットがギチギチに狭く、左右で歪み、、、先端部が『逆ハの字』でしたので修正します。ペンポイントの腹部が摩耗(^_^;)これらも可能な限り修正して行きま...
2023/07/22
category - 万年筆
エボピン挿入時に固い場合には1.2mmのリーマーでザグります。作業工程の撮影を忘れてしまいましたが、そうすると程よい硬さでエボピンを挿入出来ます。挿入後にエボピンの長さを合わせてカッターでカットします。全て組み上げて試筆です。続いてニブの削り工程を説明なしで(^^;;微調整(研磨)して完成。FIN...
2023/07/21
category - 万年筆
続きざます。尻軸とロッドがキツかったのでタップとダイスでザグります。パッキンをセットしたロッドを本体に入れ『Oリング』と隙間を埋める為のプラ棒をカットしたスペーサーを挿入します。先ほどのOリングとスペーサーが抜けないようにするネジ付きの円形蓋を捻じ込み。仮組みっす。ニブは或る程度、修復させていましたので仮組み後にコップに入れた水で吸引テストします。ココからはニブの修復風景です。下に行くにしたがって直...